トラネキサム酸

トラネキサム酸は抗炎症や抗アレルギー効果などを持つことから元々は医療の現場で用いられていた成分ですが、シミや肝斑への有効性が確認されたことから現在ではシミ治療用の薬にも配合されたり、美白化粧品においてもトラネキサム酸を配合したものはたくさんあります。

 

長く医療現場で使われてきたこともあり、トラネキサム酸は厚生労働省が認定している9つの美白成分のひとつにも認められているほどです。

 

もちろん、100%美白効果が保証されているということではないですが、国がその効果や安全性を認めている成分であることはたしかですので、安心感や信頼度が高いのは間違いありません。

 

トラネキサム酸の効果と働き

このトラネキサム酸には主にメラニンの生成を抑えてシミやそばかす等を予防する効果がありますので、美白成分として分類すると予防型の成分といえます。

 

そしてトラネキサム酸のすごいところは、シミやそばかすだけでなく、肝斑にも効果が期待できるというところです。

 

簡単に言うとトラネキサム酸の持つ抗プラスミン作用という作用がメラニンが作られるよりも前の段階でメラノサイトの活性化をブロックするため、肝斑の発症をおさえる効果があるとされています。

 

一般的なシミと比べて特殊で治療方法が限られるうえ、場合によっては悪化してしまう恐れもある肝斑ですので、トラネキサム酸を配合した美容液等は肝斑の治療方法としてとても貴重なものであるといえますね。

 

トラネキサム酸の気になる副作用

それほど効果の高い美白成分ですから、なにか副作用があるのでは?
と心配になる方もいるでしょう。

 

しかし嬉しいことにトラネキサム酸による副作用というのはほぼ報告されていないといいます。ただ、稀に発疹や食欲不振、嘔吐などの症状を起こす方もいるようですが、特に重篤な症状は報告されていません。

 

万が一、トラネキサム酸配合の美白美容液などを使って副作用を疑うような症状があらわれた場合は、すみやかに専門医に相談することが大切です。

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